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濃煎茶(こいせんちゃ)って?

更新日:2023年10月27日


濃煎茶バナー

■宝和園の「濃煎茶」は、農林水産大臣賞受賞茶師が、指定茶園の初物を使って仕上げた最高級の深蒸し茶です。

濃煎茶お茶

お抹茶には濃茶と薄茶があります。濃茶は文字通り濃く練り上げたお抹茶で、お抹茶の世界で「まずは一服」といえば濃茶を指します。この茶道のお手前から「濃」の字を頂き、店主岡本が1975年に命名した宝和園オリジナル深むし煎茶が『濃煎茶』(こいせんちゃ)です。 『濃煎茶』は宝和園の中でもとりわけ味にこだわった一作。 お茶は眺めるものではなく味わうもであるとの思いから、乾燥茶葉の見た目を良くする努力より、茶湯の味と香りを追求することに注力し、農林水産大臣賞受賞茶師・岡本が隅々までこだわり抜いて創作しました。


濃煎茶茶葉
ぼそぼそとして見た目は映えないですが、味は絶品です。


茶葉はもちろん茶樹の土にまでこだわり、静岡県掛川の契約茶園と共に、有機肥料だけで栽培した一番茶の新芽だけを使用しております。 もちろん製茶方法にもこだわりました。特筆すべきは蒸し時間で、生葉を普通煎茶より4倍程長い200秒前後蒸し上げております。(これにより、お茶を淹れる際、エキスが芯まで抽出されやすく、淹れやすいお茶になります)。 こうしてじっくり蒸し上げた後は、新芽の香りを飛ばさないように、風ではなく熱によりゆっくり乾燥させます。この際、茶葉に秘められた味と香りを引き出すために茶葉を優しく揉み、最後にマイクロ乾燥火入れを行い『濃煎茶』完成となります。 このように生茶葉の美味しさが十分に茶湯に浸出されるよう創作いたしましたので、『濃煎茶』の香味は自然100%。皆様からも、濃い緑色の水色も美しい、苦味・渋味も少ない、味わい深いお茶とご高評をいただいております。緑茶の"本物"を追求した『濃煎茶』をどうぞお愉しみください。







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