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”幻のお茶”あさつゆ「朝露」

更新日:2023年11月21日

朝露は1953年に品種登録された煎茶用の高級品種として知られております。今でも大変人気の品種ですが、人間に例えると『虚弱体質』とも言える大変デリケートな品種で育てるのが難しいため、流通量が少なく”幻のお茶”あさつゆと呼ばれています。


”幻のお茶”あさつゆ


そんな貴重な品種であるあさつゆですが、静岡県掛川市日坂の御林(おはやし)地区では盛んに栽培されています。御林《おはやし》は、明治3年に杉本氏が掛川市で始めての本格的茶園を作った歴史有る茶処で、天領の御用林を茶園とした由緒有る土地です。また、お茶にとっても一等地で、日当たりが良く霜が降りにくく、かつて松林だった土地に蓄積された豊かな土壌が、このあさつゆを育てるのに最適なのです。


静岡県掛川市日坂の御林の茶畑

宝和園ではその御林で手摘みされた茶葉の、葉の形・艶・色をチェックし、葉肉が柔らかい質の良いものだけを使用しています。


〈摘んだ茶葉を美味しく製造するポイント〉

●美しい緑色を出す葉の蒸し加減

●味・香りとのバランスをとり、時間と温度の調節

※蒸し時間が短すぎると水色も薄く、良い味が出ません。

「ちょうど良い蒸し時間を探し当てるのが一番大変でした」・・・茶師のお話

掛川市日坂産あさつゆの茶葉

あさつゆを淹れるとまるで抹茶のような鮮やかな緑と、濃厚な旨みが出るので「天然玉露」とも呼ばれています。また、独特な香りもお楽しみいただけます。


色よし、香り良し、味よしの宝和園のあさつゆを、目で、鼻で、口で、五感のすべてで楽しんでいただけると幸いです。


大切なお客様へのお土産に、また忙しい日々の中でのくつろぎのために、『至福をもたらす究極の緑』をいかがでしょうか。


濃い目に出してあさつゆで独特の色、香り、味をお楽しみ下さい。



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